「宝くじで1億など高額当選をすると不幸になる」というのを聞いたことありませんか?

せっかく当たったのに怖い話ですよね。
でも、身近に宝くじが当たった人がいないので本当に不幸になるなんてにわかに信じがたいですよね。
また、自分は高額当選しても堅実に資産運用したり、無駄に浪費したりしないと感じていることでしょう。
そこで、この記事では宝くじで高額当選すると不幸になってしまう理由や高額当選した際に気を付けるべきことを解説したいと思います。
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたは高額当選しても不幸になることはありませんよ!
なぜ宝くじで大金が入ると不幸になるのか?
どうして宝くじで1億など高額な当選金が入ると、不幸になるのでしょうか?
それは「自分のキャパを超えるお金をコントロール」するスキルが身に付いていないからです。
私は起業経験がありますが、大阪で全国の造園依頼をネットで引き受けていて儲かっている会社の社長が自身の失敗談を話されていました。
この会社は成長企業としてベンチャーキャピタルから1億の出資を受けたそうです。
そうなると、ついつい高級車のフェラーリを買ってしまったり、必要のない事業への投資をしてどんどんと資金が減っていったそうです。
しかし、別の会社の会社社長から「自分が安心して動かせるお金以外は別の口座に移しておいた方が良い」というアドバイスを受け、数千万は別の口座に預けたそうです。

これが功を奏して、社長はきちんとしたお金の使い方になったそうです。
これは別に経営者だけの話に限ったわけではなく、人間みんなに当てはまります。
宝くじの当選金がなくなる3つの罠
自分のキャパオーバーによるお金のコントロールができない他に、宝くじの当選金がなくなる3つの罠があります。
それは以下のようなことです。
- 人は手元にお金があると全部使ってしまう(パーキンソンの法則)
- 人は一度生活レベルを上げるとなかなか下げれない(ラチェット効果)
- 周りからたかられる
人は手元にお金があると全部使ってしまう
人は、どうしても手元にお金があると全部使ってしまおうとする生き物です。
例えば、財布にお金が1万円あると「まだ使える!」と思ってつい余計なものを買ってしまったり、「これくらいならいいか」と支払いが甘くなってしまいます。
またマイナポイントみたいにいきなり大きなポイントをもらうと、あっという間に1ヶ月で使い切ってしまうのもこうしたメカニズムがあるからです。
貯金できない人が多いのはこのためです。

これは、別名パーキンソンの第2の法則と呼ばれています。
人は一度生活レベルを上げるとなかなか下げれない
また、人は一度生活費を上げてしまうとなかなか下げることができなくなります。
- 一週間、夕食が外食だと、自炊をするのが億劫になります。
- 家事代行サービスを使うと、自分で家事するのが嫌になります。
- 一度タワーマンションに住むと、安いアパートには住めなくなります。
- 一度外車を購入すると、国産の軽自動車に買い替えたくなくなります。
生活レベルを下げると、他人からバカにされたり、自分や家族がみじめに感じてしまうので、なかなか下げれません。
なので、宝くじの当選金で贅沢するのが習慣になってしまうとお金が減るのが速く、不幸になってしまうのです。

これは別名ラチェット効果とも呼ばれます。
周りからたかられる
あなたが宝くじで1億当たったことがあると誰かに言いたくなりますよね。
ついつい家族や友人に言ってしまえば、周りがあなたのお金を狙おうとします。
まずは家族です。
家族になら、せっかく当たったのでお金を使ってあげたくなりますよね。
- 妻にブランドものを買ってあげる
- 子供に欲しいおもちゃを買ってあげる
- 親の家をリフォームしてあげる
しかし、一度プレゼントすると、いろんな理由をつけてお金をせびられます。
逆に、お金を使うことを拒むと、家族から「お金持っているのにどうして分けてくれないんだ!」と怒り始めるでしょう。
そうなれば、家族との関係もぎくしゃくしてきます。

ぎくしゃくするのが嫌なので、お金を使ってしまいます。
また、宝くじで高額な当選金を手にしたときけば、いろんな誘い話が来ます。
- 株や債券、投資信託を提案する銀行や証券マン
- アパートやマンションを建てたり、購入を促す不動産の営業マン
- フランチャイズやネットワークビジネスの勧誘
など、儲け話の提案がやってきます。
「まあお金がたくさんあるから多少は損しても大丈夫か」と話に乗ってしまうと危険です。
こうした他人からの儲け話は、相手が得をするように上手くできている場合がほとんどです。
なので、損失が膨らんで資産が減ってしまうのです。
宝くじで不幸にならないために気を付けるべきこと
日本では、宝くじで1,000万円以上の高額当選をするとみずほ銀行より「【その日】から読む本」を渡されます。
この本は、2001年に作成され、臨床心理士、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどの専門家からのアドバイスが集約されており、当選した後の心のアドバイスや、お金の使い方、残し方、税金のアドバイスなどが書かれています。
この本は非売品で、宝くじ当選者あこがれの本です!

でも2万~3万円くらいでメルカリで売られています・・・
参照:メルカリ
この本のアドバイスでは
- 当選したことを誰に告げるか考える
- ローンや借金返済を重視する
- 当選した後はすぐに仕事を辞めない
- お金を貯蓄と使うものに分ける
などのアドバイスが書かれています。
私から宝くじで不幸にならないアドバイス
私自身はまだ高額当選はしていませんが、経営者を7年したことから、大きなお金を動かしたり、借金などを経験しています。
こうした観点から一般の人が当選して不幸にならないためのアドバイスをしたいと思います。
借金はまっさきに返す
車、家、奨学金などでローンを持っているのなら真っ先に返しておきましょう。
ローンは金利の支払い負担があるだけでなく、元金の返済もずっとしなければならないため、いざお金が無くなった時には返すのが大変になります。
また、借金を背負っていない方が余計な支払いもなく、気持ち的にも非常に楽です。
私は、会社が倒産して自己破産経験をしていますが、借金を返済が重くのしかかって会社にも自分にも利益がどんどん残らなくなった経験があります。

返済のために働くのは本当にきついです。。
今は借金もなく貯蓄もあるので心に余裕が持てています。
なので、まず借金返済を第一に考えてください。
当選金から先取り貯蓄しておく
最初の方で、人は自分のキャパ以外のお金をコントロールすることは難しいとお話ししました。
なので、当選金から大きなお金をあまり手のつけない銀行口座に移しておくことをおすすめします。
1億円当たったのであれば、100万をよく使う口座に残しておいて、残りを別の口座に移動します。
こうすることで、過度な衝動買いがなくなり、冷静にお金を使うことができるようになります。
また、子供がまだ大学進学していないのなら、教育資金として貯蓄をしておきましょう。
そうすれば、子供の将来に対するお金の不安もなくなります。
家族には言わない
例えば、事業に成功して収入が増える場合は、いつまでも高収入ではないと思うし、仕事を頑張ってほしいので家族はそこまでお金をせびらないです。
でも、宝くじのようにまとまったお金が簡単に手に入るとせがまれます。
あなたも自分のパートナーや親が宝くじに当たったと聞けば「○○買ってよ!」と思うはずです。
なので、家族には極力言わない方が良いです。
急なプレゼントはしない
当選金が出ると、感謝の気持ちから家族への急なプレゼントをしていますこともあるでしょう。
しかし、急なプレゼントは結局次の欲望を求める材料になっていまいます。
誕生日やクリスマス以外には子供や家族になるべく急なプレゼントは控えましょう。
子供には自分で買える努力を
せっかくなら子供に好きなものを買ってあげようと思う気持ちは親ならだれでもあります。
しかも余分なお金がたくさん入ってしまったのならなおさらです。
しかし、子供にいろんなものを買ったり金銭的支援を過度にしてしまうと子供が自分の努力をしてお金を稼いだり、貯めたりする機会を失ってしまいます。
ですので、なるべく遺産を子供に残さないことや子供に多額のお小遣いを渡すのはやめましょう。
ビルゲイツをはじめ、起業して一代で資産を築いた人の多くは子供への遺産相続は子供のためにならないからと寄付になるようにしているそうです。
投資家として有名で11兆円の資産を持つウォーレンバフェット氏も自分が保有している会社の株を慈善団体へ寄付を表明しています。
もちろん、こうした寄付は家族への相続税負担回避策としてもあるでしょうが、子供のためにならないという気持ちもあるからです。

子供に努力することの大切さを教えるのも親の務めです!
資産運用にチャレンジする
資金は貯蓄だけしていても、お金が減る一方ですので、資産運用を行ってみましょう。
以下は、私がおすすめしている資産運用です。

高額当選したら、ぜひチャレンジしてみてください。
大切なことは、「自分でしっかりと勉強して責任を持つこと」、「業者の話を鵜呑みにしないこと」
1000万単位で国内の高配当株を買う
東証一部上場企業で、過去に配当実績もあり、業績や現金預金がしっかりとある企業を調べて、配当重視で買います。
買うタイミングは、週足の株価チャートを見て、相対的に低い水準になったら買いを入れて、持っておきます。
また、割高な水準になったら一度売却して、低い水準になったら買い戻すのもありです。
ただし、すぐに売却すると配当金をもらえる権利を失います。
売るのは年単位でのスパンと考えるといいと思います。
不動産を買う
中古のアパートやマンションを購入して家賃収入が入るようにするのもおすすめです。
立地や、近隣の家賃相場、不動産の状態をしっかりと見極めて、お金に余裕があればチャレンジしてみるのも良いと思います。
業者のうまい話に決して乗らないこと
資産運用をする場合には、銀行員、証券マン、不動産営業の上手なセールストークを決して鵜呑みにせず、自分の頭でも考えるようにしましょう。
私は元大手証券会社で営業をしていましたが、会社のノルマのために新しい投資信託や債券を毎月販売していました。
顧客の資産状況よりもどれだけ販売できるかという頭で考えていましたので、相手にとっては余計な買い物でもあったと思います。
業者のうまい話しで、無駄な買い物をしてしまわないようにしてください!
まずは当たらないと意味がない!
以上、宝くじで不幸になってしまう要因やならないためのアドバイスを紹介しました。
でも、不幸にならないための対策を身に着けていても、やはり当たらないと意味がないですよね!
そこで、高額当選者のが500名以上出ている売り場で代わりに買ってくれる「ドリームウェイ」で高額当選を狙ってみませんか?
ネットから簡単に注文でき、私も実際に当選したことがあるので高額当選を狙いたい方はぜひ一度試してみてください!
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